雑感 ​2019のJリーグ終了にあたり

2019のJリーグ終了にあたり雑感。

横浜FMの優勝シーンを見ていると、過去の仙台の『みっともない内ゲバ』を思い出して、苦いものが込み上げてくるのを堪える自分が居る。

サッカーに限らず、プロスポーツのクラブが成果を上げる場合、その具体的な「成果」を明確にする必要がある。

親会社と決別し、シティグループと協力体制を敷き、強化を目指したFM。官能的なサッカーと結果を並立した経営手法に拍手を送りたい。

①資金調達と「成果の数値化」は社長の仕事。

②監督はプロジェクトマネージャー。数値化された成果(優勝・ACL・順位・育成人数)を達成するための手段を強化部と模索

③強化部はプロマネである監督の要望を聞き、実現可能なレベルに調整し、経営部門に予算調整を依頼。

④経営陣(社長)は、調達可能な資金の中から、③で要望された予算を配分(全額にならないのが普通)

⑤強化部は④で与えられた金額内で選手調整(放出と加入・確保)。

⑥プロマネである監督は、⑤で準備されたインフラを使い、数値化された成果に向かって様々な策を尽くす。シーズンの状況をマイルストーンで見直し、再度②を行い調整を図る。

⑦この間も、経営陣(社長)は必要な分資金調達が出来ているかを検証し、不足にならないよう策を打ち続ける。止まる暇は無い

⑧プロマネが仕切る現場が「数値化された成果」を達成できそうか否かは経営陣のチェック事項。注意すべきは「費用対効果」と「育成人数」。投資した選手が使われていなかったり、来期以降の成長株として若手選手を使えなかったりしているのは「改善要素」。プロマネは組織の一員。勝手は許されない

⑨⑧での注意事項は「観客の反応」。経営陣が仕掛けた広報戦略と現場が合致しているか?現場の状況を広報担当部門が認知しているか?選手のインフラ(イケメン・ドラマを持つ背景・組み合わせ等)を広報が把握し、観客にアピール出来ているか?は重要なチェック事項だ。

⑩下部組織に関しては、日本の歪んだ状況がビジネスを阻害している感があるので除外。クラブ所属の選手が部活サッカーに出られないのは水泳や陸上などと比較すると「異常」。クラブ所属で部活もOKになれば、選手の才能はもっと伸びる。先生の負担も減り、海外視野のビジネスもやりやすくなると思う。

まとめ:資金調達も「成果の数値化」もできない運営会社がやっているクラブに、どれだけ優秀な監督を入れても「内ゲバ」が起こるだけ。経営陣が「ビジネスマン」である事が最低条件。その上で、中長期計画での現場運営が出来るプロマネを配する事が成長のカギを握る。

応援するクラブは如何に?